2015年4月29日

育てる。

         

年中さんは「ひまわり」を育てます。
種を植え、毎日観察しながら今か今かと芽が出るのを待っています。
ある日、年中さんの複数名が私の所へ。
「来て来て~っ!」と自分達のお部屋の前まで連れて行ってくれました。
「芽が出たの!たくさん出た!」とひまわりの種を植えたポットを指さしました。
その表情はとてもきらきらしていて、次はお花が咲くのが楽しみと言ってくれました。

種を植えて芽が出る。そして花が咲く。
お花を見て感じる心を育てる事も大切。更にそのお花が咲くまでには
どんな過程があるのかを実際に本物を育てる事で体験させてあげたいのです。
最終的に、そのお花から種を取る。

植物ですが、命の営みを少しでも感じてもらえると嬉しいな。
理解するというのは難しいです。なんとなくでも感じる事が大切。
でもこういう事の積み重ねが子ども達の「命に対する心」を育んでくれるのではないでしょうか。
学年が一つ上がると今度は「野菜」を育て、実際に食べます。
今度は「食」というキーワードも関わってきます。

 

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