2015年5月20日

ドッヂボールを通して

         

先日の園庭での1コマ。
年長さんがドッヂボールをしていました。
それはもう白熱した試合に。
ボールを当てられた子は悔しそう!
ボールを当てた子は誇らしそう。
そして先生達も負けず劣らず白熱!
非常に良い光景だと思いませんか?
一緒に楽しむ!一緒に喜び、悔しい姿も見せる。
子ども達の事が見えなくなってしまうのではいけませんが、
先生も一緒になって楽しむ姿は子ども達から自然と豊かな
表情を引き出します。
負けてしまった事が悔しかったのでしょう。
私が1人で居るところを見計らって、
「先生はどうやって投げているの?」と。
その姿に大きな成長を感じると共に愛おしくも感じました。
ルールが設定された遊び、勝ち負けがつく遊びには
こういった成長の要素も含まれています。
昨今の勝ち負けを良しとしない事も理解できますが、
それは勝ち負けという経験を踏まえた後では?と思います。
先生が子ども達と一緒に楽しみ、喜び、悔しい気持ちも表すことで
健全な勝ち負け、競争心も育む事ができる。と感じた1コマでした。
※園Facebookにも同じ内容で掲載しています。

 

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