2015年7月3日

同じ意味でも…

         

ご家庭でも、幼稚園でも
子ども達を行動に移す為に声をかけます。
「お風呂入るよ」「早く着替えなさい」
「お片づけの時間ですよ」「お支度しましょう」
状況によって様々です。
初めは上記のような「一言」です。
これで子ども達が行動するようなら驚きですが、
大抵は、すぐに行動には移りません。
そのうち、
「ほら、早くしなさい!」と徐々にお母さんの顔つきが
変わってくる事が多いのではないでしょうか。
「早く着替えないと幼稚園で遊べないよ!」

◯◯しないと、◯◯できない。

幼稚園では、この「◯◯しないと◯◯できない」
という声のかけ方を必要な場面以外ではしないようにしています。
その代わり、
「◯◯すると、◯◯できるよ」
にします。

「あと少し早く着替えると、その分幼稚園で遊べるよ!」
学校へ行くようになると勉強や宿題があります。
いずれ進路を選択しなければいけない時もやってきます。

「勉強しないと、高校行けないよ」
よりも
「勉強すると、好きな高校へ行けるよ」

言っている事は同じですが、言われるなら
「◯◯すると、◯◯できるよ!」
と言われた方が良い気がしませんか?
同じ意味でも、声のかけ方で子ども達の表情、行動は変わってくるものです。
もしかしたら大人も同じかもしれませんね。

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