2016年1月15日
気の赴くままに!
3学期からこんなものを設置してみました。
常設の棚。
それぞれのBOXには、木や紙、紐やスポンジ、様々な木の実に塩ビ管の切れ端などあらゆるものが入っています。そのままでは使いようがないものも多々あります。
(写真はほとんど空ですね。補充するとすぐに無くなります・・)
これらは子ども達が自由に使うことができます。
棚を設置して子ども達に伝えたことは、
・使わなかったものは片付ける
・何か作っている途中なら自分で管理する
・何か作ったのなら家に持ち帰っても良い
「これらを使って何かを作りましょうっ!」
とは一言も言っていません。そして先生達も過剰に踏み込んだり
何かを作るためという意識は持たないようにしています。
「お友達に怪我をさせるような使い方をしなければ、好きに使っていいよ。」
全く興味がない子。
毎日のように棚を覗いては作業台まで行き作業に没頭する子。
とりあえずやってみたけど、すぐ飽きる子。
好きな材料がなければやらない子。
それはもう十人十色で、とても興味深い様子が見られます。
何かを作らせる為に設置したのではなく、子ども達自身が気の赴くままに使える。普段の一斉活動(制作の時間と決められている時間)ではなく、子ども達自身のタイミングで始められ、やめることもでき、自由遊びの時間の中で時間の許す限り続けていることができるもの。
自分で始め、自分の好きなように使い、自分で止める時を判断できる。
遊び込める。やり遂げられる。
「気の赴くままに」
今は目新しくもあり、人気ですが、これが当たり前となり一段落した後が楽しみです。
※お持ち帰りすることがあるかもしれませんが予めご了承ください。